永井豪先生を囲むファンミーティング
2026.
3.6 金曜日
<左から、橋谷とも子さん、永井豪さん、冨永みーなさん、藤津亮太さん、ガイガン山崎さん>
東京都と一般社団法人日本動画協会が運営する日本のアニメ展示拠点・アニメ東京ステーションは、「ANIMEをもっとおもしろく、ANIMEをずっと未来へ」をモットーに日本のアニメの魅力を世界に向けて発信する施設として、国内外から多くの方々にご来場いただいております。
このたび3月6日(金)に、アニメ東京ステーション公式YouTubeチャンネルの配信プログラム公開収録イベントとして、「永井豪先生を囲むファンミーティング」を実施しました。本イベントは、例年フランスにて開催されている「アングレーム国際漫画祭」が今年は中止となったことを受け、3月13日(金)から池袋で開催される「東京アニメアワードフェスティバル」を盛り上げることを目的に企画されました。「アニメとマンガの元気を世界へ届ける」という想いを込めて、『マジンガーZ』『デビルマン』など数々の名作を生みだした永井豪先生をお招きし、ファンミーティングを開催する運びとなりました。
イベントでは、橋谷とも子さんが司会を務め、ゲストとしてアニメ評論家の藤津亮太さん、永井先生ファンを代表してライターのガイガン山崎さん、そして永井豪先生が登場しました。
トークコーナーではテーマを設けて進行され、「漫画とアニメの関係」「まさかの中東で大人気」「ファンからの質問コーナー」の3本立てで実施しました。多数のアニメ化作品を生み出してきた永井先生へ向け、藤津さんと山崎さんがコアな質問をしながら、ファンとの交流を行いました。ファンからの質問コーナーで「アニメ化されていない作品だったら、どの作品をアニメで見てみたいですか?」と尋ねられた永井先生は、「う~ん…何を見てみたいですか?」とまさかの逆質問しつつも、「何でも見てみたいですね。歓迎派です。」と前向きに答えました。続けて「先生が描くキャラクターは男女問わずかっこいいですが、キャラクターを作るときにどんなことを考えていますか?」と質問されると、永井先生は「自分が好きになれるかどうかを考えています。特に女性キャラは綺麗に描きたい、悪いキャラは描きたくない、など…。前向きなキャラを作ると勝手に動いてくれて、ストーリーの運びがやりやすいんです。」と回答し、この機会でしか聞けないエピソードに、藤津さんらはもちろん、会場に集まったファンは頷きながら聴き入っていました。
あっという間にトークコーナーが終了し、藤津さんは「改めて先生の色々な話をお伺いできて、作家になるまでにいろんな経緯があったのかな、と考えたりして楽しかったです。」、山崎さんは「僕は1985年生まれなので超有名タイトルが生まれた瞬間には立ち会うことはできなかったのですけども、豪先生は常に現役として最前線で描かれているから、僕はすんなりファンになれたんです。現役の作家として、先生がたくさん(作品を)描かれていることがファンとしても嬉しいです。」と感想を述べました。
すると、1992年に放送されたアニメ「花平バズーカ」でメフィスト・ダンス役を演じた、声優の冨永みーなさんがサプライズで登場!「今日は先生がファンの皆さんに囲まれていると聞いて、駆けつけてしまいました!作品放送当時はイベント等でお会いできていたのですが、本当にご無沙汰しています。」とご挨拶。永井先生へ花束を贈呈すると、先生はサプライズに驚きつつも「ありがとうございます。80歳超えましたが、元気に漫画を描いていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。」と喜びと感謝を伝えました。